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Vol.3
2021.01.04
今注目の日本のブルックリンと呼ばれる 「カチクラ」ってどこよ?!
「カチクラ」とは
あけましておめでとうございます!
クロチカです。
ふえるワ!も本格スタートしました!
今年もよろしくね!
さて、新年の最初は、日本情緒も感じられる伝統ある下町エリアをご案内します。
と言っても、年間3000万人が訪れるという浅草じゃないよ。
数年前から、注目されている「カチクラ」です!
「カチクラ」は、御徒町(オカチマチ)の「カチ」と蔵前(クラマエ)の「クラ」のエリア。
昔から職人さんの街です。
まずスタートは、厩橋(ウマヤバシ)。
隅田川にかかっている橋で、欄干に馬のステンドグラスが入っていて夜はとってもきれい。ここからは、東京スカイツリーが良く見えます。
厩橋のステンドグラス
ちなみに、厩橋という名前は、江戸時代(17世紀~19世紀)に、幕府の米蔵がここにあって、その米を運ぶための蔵前の米蔵の荷駄馬用の厩があったから。
「蔵前」の名前も、その米蔵から。
ここから北に歩くと、約700メートルで雷門。
川沿いに歩くのも気持ちいいし、江戸通りや、江戸通りと隅田川との間の道を歩いても楽しい。雑貨屋さんやミシュラン星つきのイタリアンレストランもあるよ。
反対に南に向かって、500メートルぐらい歩くと、浅草橋、人形屋さんやおもちゃの卸問屋が江戸通りに沿っていて、こっちも楽しい。
蔵前橋を渡って東に進むと、約1キロで両国国技館
今人気の刀剣博物館や江戸東京博物館もあって、江戸のことをもっと詳しく知ることもできるよ。
博物館は基本的に月曜日が休館日のところが多いから、行くときは事前に確認してね。
相撲ファンなら両国国技館へ。
大相撲の本場所やっていると、お相撲さんがたくさん歩いているので、旗を見て、太鼓を聞くのも風情があるから、私は大好き。
でも今回は、大注目のルート、厩橋から西、御徒町の方向に約2キロ歩くルートをご案内。
東京のブルックリンって呼ばれているのは、なぜ?
10年超ここに住んでいる友人は、ここ3,4年おしゃれな雑貨店やカフェが増えて、週末はよそからここに遊びに来る人が増えてきてびっくりしているって。
隅田川沿いで、古い倉庫をリノベーションしているカフェやショップがあって、
元々ものづくりの職人の街で最近はアーティストも集まってきて、
さらに都心にも近いというところがNYのブルックリンに似てるらしい。(多分)。
確かに、こんなおしゃれなショップがある。ブルックリンぽい。
マンハッタンは大好きで何回も行ったけど、
ブルックリンは行ったことないから、
私は自信をもって、「ニューヨークのブルックリンに似てる!」とは言えないのが残念!
参考までにブルックリンのイメージ写真。
あなたのために「カチクラ」MAPを用意しました!
グーグルマップに、このエリアのおしゃれな雑貨屋、文房具屋やカフェの一部をプロットしました。この地図を参考に、蔵前を西に進むと御徒町の駅につくよ。
カチクラMAP (別ウィンドウで開きます)
都営浅草線、都営大江戸線「蔵前」駅からJR「御徒町」駅まで、ぜひ、これを参考に自分で歩いてみて。
額縁屋さんがあったり、アクセサリー店あったり、まだまだ発見があるはず。
街全体がパッチワークみたいだから、昭和時代に建てられたものと、新しい建物が交互にでてくるのが面白い。
住人さんたちに失礼じゃない程度に、路地にも入って、キョロキョロしてみよう。
さあ、「カチクラ」街歩きを楽しんでみよう!
厩橋の南側に人の顔が、何のアートだろうと近づいてみると、びっくり、公衆トイレだ。1991年につくられ、バブルの余韻が漂ってますね。バブル期は、交番とかトイレでイメージアップを図ろうとして、奇抜な(変な)デザインが多いです。ほかでも、街歩きの時に、探してみてね。
1864年創業の糸やさん MACHIDA
卸が中心のようですが、店頭で小売りもしてくれます。手芸好きなひとは、ぜひ行ってみて。お店の人は、とても親切に教えてくれます。プロです。
マスキングテープのお店 mt.lab
幅広いものから、罫が引けるほど細いものまで、おしゃれな店内の壁一面にマスキングテープが。真ん中のテーブルには、このお店限定のものもあり、蔵前に行ったら必見!お友達へのお土産にもいいね。
洋服と身にまつわるモノ・文月
春日通りに面した、おしゃれな入り口。自然素材のタオル、ソープ、洋服とまさに「身にまつわる」センスのよいものがあります。
ここから、国際通り沿いに南下。
菓子屋シノノメ、2F併設カフェ「喫茶半月」
元倉庫をリノベした店内は、天井も高く、ゆったりとしたレイアウト。ここの焼菓子は蔵前一の人気なので、試してみよう。2階のカフェもゆったりと座席配置なので、安心して座れるよ。
さあ、さらに国際通りを南下してみよう!
昭和初期に建てられたアンティークな建物タイガービル、
この「有形文化財」にも登録された歴史のあるビルに入っているがインテリアショップNOCEが入店している。上の階に入居しているアクセサリーやインテリア店、スタジオはイベントをしているときは、中に入れるので、看板をよ~く見てみよう。
CAMERA,SUNNY CLOUDY RAINYなどのお店を適宜チェック
次は、蔵前小学校を目指そう。できたての新しい校舎は、災害時に地元の人の避難場所として使えるよう設計されていて、明るく広い玄関が印象的。小学校は入れてもらえないので、隣接する公園に面した、ダンデライオン チョコレートファクトリーへ。サンフランシスコのチョコレート専門店。ウッド、ナチュラルな外観だから一目でわかるよ。カフェも併設されているので、公園を見ながら、ちょっとサンフラシスコ気分を味わって。(ここは、NYブルックリンじゃないのね~)
「カチクラ」に来たら、カキモリ kakimoriはmust visit!
スマホ、SNSの時代に、手で紙に書くことを大事にするショップ。表紙、中紙、留め具などを自分で選んで1000円ぐらいからオリジナルノートが作れる。ショップの真ん中に製本機がどんと座っているので、通常なら、約20分製本してくれる。ペンの方も、いろんな色のインクがあり、万年筆を買いたくなること間違いなし。
上にある多分ブルックリン似のお店はこの店です。店頭にはレンタルサイクルもあるので、効率よく、「カチクラ」を攻めたい人はおススメ。
MAPのルートの関係で紹介してないけど、この他のMust Visit!
昭和にタイムスリップ佐竹商店街
堂々としたつくりの三筋湯
オーダーメード傘がつくれるRAGTIME UMBRELLA SHOP
隅田川View, 夜景が美しいRiverside Cafe Cielo y Rio(リバーサイドカフェ シエロ イ リオ)、ペットOKのテラス席もあるよ。上階のバーも景色が素敵。
どう?行ってみたくなったでしょ。
問屋さんの多いエリアなので、土日休みのショップもある。
特に12時~13時にランチタイムは、ショップを閉めているところも多いので、出かけるときはあらかじめ確認してね。
入りたいカフェもいっぱいあるので、空腹で行くことをおすすめします。
江戸から現代まで続く、モノづくりの街を探検してみよう。
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