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漫画で学ぶ!日本人と仲良くなる方法 #8 【転職が多いことは印象が悪い?】

より良い条件の会社に転職したいと思うのは当然ですよね。

しかし日本では、転職が多かったり、短期間の退職を繰り返したりすると

仕事を続けられない = 根性がない・飽き性

というネガティブなイメージを持たれてしまいます。

転職活動でも、会社側は「採用してもまたすぐ辞めてしまうのではないか」と考え、マイナス評価になります。

漫画で学ぶ!日本人と仲良くなる方法 #8 【転職が多いことは印象が悪い?】

漫画で学ぶ!日本人と仲良くなる方法 #8 【転職が多いことは印象が悪い?】

漫画で学ぶ!日本人と仲良くなる方法 #8 【転職が多いことは印象が悪い?】

とはいえ履歴書にこれまでの職歴を書かないのはよくありません。
空白の期間があると仕事をしていなかった人と思われたり、職歴詐称が判明すると信用を失くしたりする恐れがあるからです。

転職が多い場合は応募書類や面接などで辞めざるを得なかった理由をきちんと伝え、採用されたら長く働き続ける意志を示しましょう。

では転職回数がどれぐらいなら多いと思われるのでしょうか。
あくまでも目安ですが、年代別に分けると下記回数以上だと「多いな」という印象を受けます。

・20代…3回以上
・30代…4回以上
・40代…5回以上

特に20代で卒業して就職した会社をすぐ辞めるのは印象がよくありません。
日本では「新入社員は3年働いたら1人前」と考える風潮があるので、それ以前に辞めてしまうと「根性がない」というレッテルを貼られてしまうのです。(日本人は”根性”が好きですから…)

最近は働き方も多様化してきたので、以前よりは転職へのイメージも柔軟になってきました。

しかしまだまだ「長く勤め続けるのが善」という考えが根強いということを、日本での就職・転職活動の際は頭に入れておきましょう。

FueruWHA!プロフィール

アジア言語・少数民族おたくのライター兼イラストレーター兼翻訳家。中国雲南省に半年間留学していました。大阪生まれ、外国語大学卒業。
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