コロナが始まってすでに3年が経ちました。最近ではコロナ前の生活がどんなものだったのか思い出せなくなってしまいそうに感じます。
そう思っていた矢先の2023年5月8日から、グンと以前の生活が戻ってきそうです。コロナ感染症が2類から5類に変更されるからです。
マスクをつけて制限のある生活にもずいぶん慣れてしまいましたが、5類に変更されることで生活には実際にどんな影響があるのでしょうか?今回はその点を簡単にまとめてみました。
①行動制限が「なくなる」
2類の時は、コロナにかかった本人に最大7日間・濃厚接触者に最大5日間の行動制限が課されていました。それが5類になることでなくなります。
結果的に、家族の中でコロナループになり1か月以上会社にいけなくなったり、医療従事者の方が出勤できなくなったりする、ということがなくなります。
②受け入れられる医療機関が増える
コロナが2類の時は、患者を受け入れられる医療機関は「感染対策がとられている“発熱外来”」に限定されていました。受口が狭いからこそ、病床数が足りなくなるという医療ひっ迫が起きていたわけです。
5類になることで、今後は発熱外来だけに限定されず、原則一般の医療機関で受け入れ可能になります。医療従事者の方の負担が分散されることが期待されています。
③屋内でのマスクも原則不要になる
今ではマスクを着けていない方がおかしいような雰囲気になってしまっていますが、それも今後は変わっていくでしょう。屋内では着用を推奨されていたマスクも、今後は原則つけなくてよくなります。
屋内でも以前のように友人と楽しく会話を楽しめるようになります。
④水際対策が原則なくなる
海外旅行の壁はどんどん低くなってはいましたが、それでも日本に帰る前にPCR検査をしたり、資料を準備したりといつもより入国に手間がかかっていました。5類になることで入国時の検査・隔離がなくなります。
これで入国の時に保安検査場以外で並ぶ必要がなくなり、コロナ前に楽しんでいた自由な海外旅行が楽しめるようになります。(出国先の国のコロナ対策には従う必要があります。)
⑤検査費、ワクチン接種費用が自己負担になっていく
2類の時は入院、検査の費用が公費負担になっていました。コロナになってしまって不安な時もこのおかげでかなり助かっていましたよね。ワクチンも無料接種できてきていました。
「当面は公費負担を継続する」ということになっていますが、5類になった以上今後は自己負担に移行していくと思われます。
制限が大幅に軽減されるのと同時に、個人で気を付けたり負担しなければいけないことも増える印象ですね。免疫力をあげたり、体調不良を感じたら早めに休むなど、自分にできる対策は引き続き行いながらコロナと付き合っていくことになりそうです。
RANKINGランキング
CATEGORYカテゴリー
