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2021.08.24
今年人気のテーマは何?第17回「中国人の日本語作文コンクール」入賞者を発表!
中国全土から3,198本の応募
以前FueruWHA!でも紹介した「第17回 中国人の日本語作文コンクール」(主催:日本僑報社・日中交流研究所)の入賞者が発表されました。
2021年5月に募集していたこちらのコンクール、対象は、日本留学経験(6ヶ月以上の日本滞在)のない中国人学生で、中国の学校で日本語を学ぶ多くの中国人学生から応募がありました。中国のほぼ全土にわたる27省市自治区の大学や大学院、専門学校、高校など165校から延べ3198本もの作品が寄せられたそうです!最多は遼寧省の520本、次いで江蘇省の432本、浙江省の347本と、日本語学習者が多いと言われる中国沿海部と東北部からの応募が上位を占めました。
男女別では女性2574本、男性624本で、女性が男性の4倍に上りました。
作文コンクールの入賞者280人を発表!
2021年の第17回「中国人の日本語作文コンクール」は、第1次審査を厳正に行った結果、「佳作賞」以上の入賞者計280人を選出し、8月16日に入賞者のリストを発表しました。
受賞者名簿(計280人、登録順、敬称略)
http://duan.jp/jp/2021280.pdf
3つのテーマのうち人気が高かったのは「ポストコロナの日中交流」
第17回にあたる2021年度は、新型コロナウイルスの早期収束を願い、未来志向の日中交流へのヒントを探るために以下の3つの中から作文のテーマ(題目)を選択することになっていました。
(1)私はこう考える! ポストコロナの日中交流
(2)伝えたい!「新しい交流様式」実践レポート
(3)アイデア光る! 私の先生の教え方
テーマ別の応募本数は、(1)1911本、(2)676本、(3)611本と、(1)が圧倒的に多くなりました。やはり日本語を勉強している中国人は、日中交流に高い関心があるようです。
12月に在中国日本国大使館で、表彰式・スピーチ大会を予定
今回発表された280本はまだ一次審査終了の段階です。今後、さらに数次にわたる厳正な審査を行い、1等賞以上(6本)、2等賞(15本)、3等賞(40本)の計61本、さらに佳作賞200本ほどを選出する予定です。
最優秀賞(日本大使賞)受賞者の発表は10月末ごろの発表を予定しており、3等賞以上の入賞作は「受賞作品集」として書籍に収録され、日本僑報社から刊行されます。
さらに例年通り12月12日には、在中国日本国大使館で入賞者たちを表彰する「表彰式・スピーチ大会」の開催を予定しています。(今年はコロナウイルスの動向を見ながら、開催可否などを判断予定)
今後も作文コンクール特設ページで、最新情報を発表していく予定です。
優秀作品、ぜひ読んでみたいですね!
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