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日本の都市と田舎で外国人が暮らしやすいのはどっち?

日本国内にも様々な地域があり、場所によって体験できる生活は異なります。この記事では、日本の都市と田舎の生活事情、また外国人にとってはどちらの生活が快適かについてご紹介します。

日本の都市・田舎ってどんな場所?

日本の都市で代表的なのはもちろん、首都東京でしょう。しかし、東京都内でも田舎と呼べるような場所は存在します。

日本の48都道府県には、県庁所在地と呼ばれる中心地が存在します。県庁所在地の中心部は大抵賑わっており、ビル街や繁華街が多くあります。中心部へ電車や車で通勤するのに便利な位置にあるのが、「ベッドタウン(住宅地)」です。中心部に通うには不便な距離の場所は、「田舎」や「郊外」などと呼ばれます。さらに、山中や谷間にあるような集落は「僻地」と呼ばれます。

例えば東京都の場合は、23区の内側に位置する銀座や新宿、六本木などが中心部、23区の外側に位置するのがベッドタウン、23区外の市が田舎や郊外、さらに山間部には僻地もある、というような構図です。

23区

都市部に住むメリット

日本で多くの若い世代が都市部に住みたがる1つの要因は、就業機会が多いということです。さらに、商業施設が多く娯楽の選択肢も広いことも都市部の人気の理由となっています。
また、最近日本では若者の車離れが進んでおり、地下鉄が発達している都市部では車を持たずに生活できるというメリットもあります。

田舎に住むメリット

田舎に住むことにもメリットはあります。日本の住宅は全体的に間取りが小さめですが、土地にゆとりのある田舎なら比較的広い家を安く借りることができます。

また、中心部よりも自然が多く人口の密集度も低いため、ゆったりとした環境で生活できる点もメリットです。

一時日本では、都会に出た若者が再び地元に戻って生活する「Uターンブーム」というものが話題になりました。特に結婚して子育てをする世代が、環境の良い生活を求めて田舎に戻るケースも多いです。

田舎

外国人が住むなら都市部?田舎?

日本の都市と田舎暮らしについてご紹介しましたが、外国人が住むならどちらの方が向いているのでしょうか?

・外国人にとっての都市部の生活
日本の都市部は生活する外国人の数も多いため、外国人にとって生活しやすい環境が整っているという面があります。仕事や部屋探しなども比較的容易で、外国語に対応するサービスも豊富に利用できます。輸入品や外国料理のお店も豊富なため、自国の食品や商品を手に入れやすいのも外国人にとってのメリットでしょう。

一方で、都市部では家が狭い、近隣住民が騒音に対して厳しい、などはデメリットとなります。また、都市部では日本ならではの文化体験をする機会も少ないかもしれません。

・外国人にとっての田舎の生活
日本の田舎では、まだまだ外国人に対してのサービスが開かれていない場所も多くあり、日本の暮らしに慣れていない人は生活上で難しさを感じるかもしれません。田舎では、簡単な英語でも通じないことがよくあり、日本語能力は必須となります。

その一方で、田舎では日本の伝統的なライフスタイルを経験できるメリットがあります。最近では、空き家の古民家の貸し出しもされており、伝統的な日本家屋での生活を体験してみるのも楽しいでしょう。また、地元の特産品を味わったり、日本ならではの四季折々の自然の美しさを楽しんだりすることもできます。暮らしてみることで、旅行客には見えないディープな日本を体験できるはずです。

結局都市と田舎ならどっちがおすすめ?

結論、外国人が住むなら初めは都市、そして段階的に他の地方も試してみることをおすすめします。日本語能力が向上したら、日本の各地方への理解も深まり、日本国内でも各地方独特の特色があることに気づくはず。いきなり田舎に飛び込むのはハードルが高いので、東京以外の地方都市で生活し、ローカルな体験をしてみるのもおすすめです。

FueruWHA!プロフィール

Heidi
東京都出身フリーライター 中国語学習歴10年 中国在住経験あり
日本語教師在職中に日本と中国、2つの文化の共通点や違いを多く学びました。