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気になる話日本からの国際郵便、パソコンとスマホ使うならどっちが便利?

日本から海外へ国際郵便

新型コロナウイルスの影響で止まっていた国際郵便が、昨年秋以降、再び送れるようになっています。送付先の国によってはSAL便(エコノミー航空便)が停止など制限されたままの国や地域もありますが、船便やEMSなど送ることができるようになっています。

現在は人の往来が大きく制限されているので、日本から海外へ国際郵便で発送したい人も多いのではないでしょうか。

国際郵便は全国の郵便局から発送できるので便利

国際郵便は全国の郵便局から発送できるので便利

日本から国際郵便を送るときには、日本郵便(郵便局)から送るのが便利です。他にもヤマト運輸やDHLなどからも国際宅配便は送れますが、高くなることが多く、事前に料金確認することをお勧めします。

郵便局から国際郵便を送る方法が今年1月1日から変更になっています。これまでのやり方に慣れている人は注意が必要です。

日本郵便 「通関電子データ送信義務化について」
https://www.post.japanpost.jp/int/ead/index.html

新しくスタートした「通関電子データ送信義務化」では、事前にオンラインで電子申請をする必要があります。同時にこれまでの手書きの送り状が廃止されて、プリントアウトした送り状を利用するようになります。

ですが、普段からスマトーフォンなどを利用している人には簡単かもしれません。やや難しいのは、事前申請する商品名や送り先の住所を英語で入力する必要があることでしょうか。

たとえば、送り先が中国の場合は、住所、名前ともにピンイン(ローマ字表記)で入力することになります。見慣れないと少し変な感じがしますが、しっかりと届きます。

申請はスマホとパソコンのどちらでもできます。スマホ版は郵便局でQRコードから送り状をプリントアウトできるので便利です。しかし、登録できる品目数が3つしかないため、複数の品物を送る人には不便です。

スマホ版で電子申請して郵便局でプリントアウトした長い送り状

スマホ版で電子申請して郵便局でプリントアウトした長い送り状

お勧めはパソコン版です。最大20品目申請でき、英語名のリンクがあるので、近い品目名をコピペできて便利です。

パソコン版は自分でプリントアウトする必要があります。また、パウチと呼ばれる送り状を入れる袋が必要となります。パウチはオンラインで無料注文できます。ですが、郵便局によっては代用できる袋を用意しています。送る予定の郵便局で、「国際郵便用のパウチはありますか?」と尋ねると教えてくれます。

新しい国際郵便の制度はまだ始まったばかりで、郵便局スタッフも慣れていません。国際郵便は、受けつける郵便局員の裁量が大きいので、担当者へしっかりと確認することが近道です。

筆者は、1月と2月に中国へ航空便とEMSで送ったのですが、コロナ前の1.5倍ほど時間がかかるようです。余裕を持って送るようにしましょう。

今回の制度は、スマホやパソコン操作に不慣れな人には不自由だと思います。一方、スマホ世代の人なら1度送れば、送り先の登録もできるし、便利に感じると思います。

不明点は郵便局で親切に教えてくれます。上手に利用していきましょう。










FueruWHA!レポーター/プロフィール

我妻 伊都(わがつま いと)

編集者・フリーライター。SARSが流行しているとき中国へ初出張。2005年から拠点を中国へ移し十数年過ごす。現在は東京拠点に活動。中国では出張者、駐在員、現地採用、留学生、フリーランス、NPO理事などを経験。11年に雑誌編集者、12年に月刊誌でプロライターデビュー。『ニューズウィーク日本版』『日本と中国』『週刊SPA!』『ハーバー・ビジネス・オンライン』等へ執筆。機関紙や専門誌の編集にも携わる。
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