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病院

外国の方が日本で生活していて困るのが、病院で診察を受けないといけない時ですよね。

医療用語もわからない上に、自分の国と診察の方法が違ったりするとなかなか行くのをためらってしまいます。
そうしているうちに症状がますます悪くなっていく可能性も。

そこで今回は、外国の方も安心して日本の病院で診てもらえるように、診察の流れと注意点を解説していきます。

しっかりチェックしていざという時のために役立ててください。

日本の病院で診察してもらうときの流れ

まずはじめに日本の病院の診察5ステップを解説します。

1,病院の診察が可能な曜日や時間を確認する
診察してもらえる曜日や時間をネットで確認しておきましょう。
ネットや電話で予約できるならしておくといいと思います。

2,受付で診察の手続きをする
持っていれば受付に保険証を提出します。
パスポートなどの身分証明書も一緒に渡してください。

3,問診票に必要事項を記入
初めての診察では問診票(予診票ともいう)を渡されるので、そこに自分の症状や、持病などを記入します。
書いたら問診票を受付の人、または病院のスタッフに渡して、呼ばれるまで診察を待まちます。

4,診察を受ける
診察室に呼ばれたら診察を受けて症状を説明しましょう。
お医者さんの指示にしがって必要な検査や治療を受けます。

5、費用を支払う
最後に費用を支払います。

ざっとこんな感じで診察を受けることができます。

病院

注意すること

私が住んでいる地域の総合病院では、外国の方が診察を受ける場合は日本人の連絡先が必要とのことでした。

このあたりも事前に聞いておいたほうがスムーズですね。

さらに日本の医療費は比較的高いです。
健康保険に加入していないならそこはある程度覚悟しておく必要があります。

もうひとつ注意しておきたいのは費用の支払い方法です。

日本では一般に、治療費がいくら掛かるか前もって病院側から説明を受けることはありません。
最後に会計をするときにはじめて診察費を伝えられて、掛かった費用を支払うことになります。
事前に治療や費用を知りたいときは、皆さんの方から受付や病院のスタッフに確認してみてください。

知っておくと役立つ日本語

病院で知っておくと役立つ日本語についても紹介しておきましょう。

受付(うけつけ):窗口
外来(がいらい):门诊。総合病院の受付は「外来受付」となっていることが多いです。
問診表・予診票(もんしんひょう・よしんひょう):病况调查票
待合室(まちあいしつ):等候室
看護師(かんごし):护士。呼びかけるときは「かんごしさん」
医師(いし):医生。呼びかけるときは「せんせい」
レントゲン(れんとげん):X光

今回は日本の病院で診察してもらう時の流れや注意点について解説してきました。

外国の地で病院にかかるというのはなかなか大変なこと。
私も海外で病院に行ったときはシステムの違いや医療用語がわからないなどのためかなり苦労しました。(今になっては良い思い出ですが)

皆さんも病気になったときは、この記事を参考にしつつ、ぜひ早めに病院に行って診察を受けてください。

FueruWHA!プロフィール

Bocca(ボッカ)(@WrtBocca
大分県在住WEBライター
3年ほど中国に住んでいた経験を活かして中国語・中国文化についての記事を執筆。
ガーデニング・外構工事関連のライターとしても活動中。

趣味はサッカーと読書