海外との往来も少しずつ回復してきました。日本は他の国に比べて慎重なところはありますが、ここ最近グッと入国しやすくなってきています。
これによって、ずっと自分の国に帰省できていなかった人が一時帰国したり、家族を日本に呼んで会う、なんてこともしやすくなってきたわけです。
でも、実際にどこまで入国しやすくなっているのでしょうか?2022年の6月からはより変化が出てきそうなので、入国条件をまとめてみました。
日本への旅行者
入国者上限を1万人から2万人へ拡大します。これで日本旅行へ!と思うところですが、観光目的での日本への入国はまだ限定的なものとなっています。以前ノービザで入れた国に対してもまだ制限が解かれていません。
ただ数百人単位のツアーの受け入れを始める計画が進んでいます。ツアーなら行き先が決まっているため、旅行会社が管理しやすいという面があるからです。
ツアーの場合もワクチン3回接種が最低条件となります。また、変異株の拡大が比較的落ち着いているアメリカ、オーストラリア、タイ、シンガポールからの入国者であることも条件の一つ。
個人旅行はまだ少し時間がかかりそうですが、モデルツアーの試験的な受け入れが成功したら、徐々に拡大していくそうです。
ビザがある日本への入国者
ビザの取得条件は一時期より少し緩和されました。受入責任者が業所管省庁から事前に審査を受け、業所管省庁からの審査済証の写しが必要でしたが、それは現在では廃止されています。
ビザを取っていたけどコロナのせいで日本入国ができずにいる、という人に対しては7月末まで引き続き有効期限の延長処置がとられていますよ。
また、ビザを取っていても入国の際に必要な検査証明書などは必須なので忘れずに準備しましょう。
日本国籍がある入国者
この点ではかなり入国がしやすくなってきています。ワクチンの接種完了書があるなら、非指定国からの入国に限り自宅待機も必要ありません。これなら「海外旅行に行きたいけど、帰ってきてからの自宅待機が辛い」という問題が解決しますね!
指定国からの帰国でも接種完了書があれば、3日間の自宅待機と自主検査陰性がくだれば解放されます。これなら今までよりかなりハードルが低いです。5月中旬の段階で指定国はエジプト・パキスタン・ロシア全土・ブルガリア・南アフリカ共和国・ラオスの6か国となっています。
ただ、入国72時間前のPCR検査の提出はまだ義務付けられているので要注意です。ほかにもファストトラックの利用など、事前に準備しておかなければいけないことに変わりはないので、必要書類は事前に外務省のホームページで確認しておきましょう。
今回記載した情報も、随時変わっていきます。海外渡航を検討している方はこまめに最新情報をチェックしてくださいね。
一時帰国したかったけど日本に入れなくなったり、入っても隔離が長くてあきらめていた人が帰省できるチャンスです。海外在住者としては、他国との行き来が早く自由になって欲しいものですね。
RANKINGランキング
CATEGORYカテゴリー
