日本の古典芸能・歌舞伎の世界を子どもたちに知ってもらうための体験型のしかけ絵本『中村獅童のおめんであそぼ とびだす！ かぶきえほん』。
作者は、人気の歌舞伎役者・二代目 中村獅童さんです。
子どもが歌舞伎に対して「難しい」というイメージを持たずに、 身近なエンターテイメントとして慣れ親しむ工夫がされた一冊です。
表側は絵とセリフなどのワンフレーズ、 裏側は物語全文と挿絵、とまるで紙芝居のような構造になっています。
内容は、歌舞伎の3大名作のひとつ「義経千本桜（よしつねせんぼんざくら）」の中から「四の切（しのきり）」というきつねの親子の愛情を描いた物語です。
絵は絵本作家の田中六大さんが担当。 かわいくてユーモラスなタッチで描かれた、 きつね・おさむらいさん・おひめさま・ゆうれい・隈取をした歌舞伎役者など、 いろいろなお面がページごとに立ち上がる仕組みになっています。子ども達がお面を顔にあてれば、 絵本のキャラクターに変身した気分になれます。
さらにおまけとして、中村獅童さん自身が描いた隈取の 「くまどりへんしんアイマスク」工作シートも付いています。
子どもたちへのクリスマスプレゼントにおすすめの絵本です。
『中村獅童のおめんであそぼ とびだす! かぶきえほん』
中村獅童／作・田中六大／絵
出版社：主婦の友社 (2021/11/25)
発売日 : 2021/11/25
ISBN : 978-4074493906
定価：￥1,870
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