TIPS FOR FOREIGNERS LIVING IN JAPAN外国人向けお役立ち日本情報

ファイナンシャルプランナーによる生命保険の話 vol.5「あなたに必要な保障額はいくら?」

皆さんが病気や事故で万一亡なった時に備えて生命保険(死亡保険)に加入しようとしたときに、一番悩まれるのは、いったいいくらの保険(保障)を準備したらいいのかではないでしょうか。簡単に言うと「死んだらいくらもらえる保険に入ったらいいのか」ということですが、今回は、その考え方をお話しします。

簡単に言うと「死んだらいくらもらえる保険に入ったらいいのか」ということですが、今回は、その考え方をお話しします。

必要保障額の考え方

あなた(またはご家族)が亡くなったときに備えて、保険で準備しておく必要がある金額を「必要保障額」と言います。この必要保障額は、 【(A)あなたが亡くなった後に残されたご家族が必要となるお金】から、【(B)残されたご家族が得られるお金】を引いた【差額(足りない金額】のことです。

【(A)あなたが亡くなった後に残されたご家族が必要となるお金】は、残されたご家族の生活費(食費、光熱費、家賃、衣服費、交通費、教育費)や、あなたのお葬式代やお墓の費用などのことです。【(B)残されたご家族が得られるお金】とは、遺族年金や死亡退職金などのことです。

しかし多くの場合、(B)だけでは足らずにマイナスになってしまうので、そのマイナス分を私的に補うために準備するのが「生命保険」なのです。

必要保障額の考え方

必要保障額の計算方法

では具体的に、あなた(またはご家族)が亡くなったときに、残されたご家族が必要となるお金はいくらで、また受け取れるお金はいくらなのでしょうか。

ご家庭ごとに収入もライフスタイルも違うので、生活に必要な金額や将来必要となる金額は異なります。また受け取れる金額も、職業や加入している社会保険(健康保険や年金保険など)によっても大きく異なります。

お薦めはファイナンシャルプランナーに相談し、ライププランシミュレーションを出してもらうことです。簡単なライフプランシミュレーションであれば、無料で作ってもらえるサービスも増えてきました。ぜひ、活用してみてください。(私でよければ、喜んでおつくりしますので、いつでもご連絡ください。もちろん無料です。)

自分で簡単にざっくり必要保障額を知りたいという時には、本当にざっくりですが、「現在の1ヵ月の生活費×70%」×「12ヶ月」×「残されたご家族の生活があと何年続くのか」を計算してみてください。

例えば、現在の生活費が20万円、妻は35歳で、平均寿命の65歳まで生きるためのお金を残したい、、、とお考えであれば、1か月の生活費は亡くなった方の分を引いて70%の14万円と考えて、
14万円×12ヶ月×(65-30)年 = 5,880万円となります。お子さまいる場合は、これに教育費をプラスして考えましょう。

受取れる金額としては、お子様がいる場合はお子様が18歳になった3月まで遺族年金が支給されますし、会社員(厚生年金)の場合はお子さまの有無にかかわらず、厚生遺族年金が支払われます。逆に、お子様がいらっしゃらない自営業の方の場合は、遺族年金はもらえません。

お薦めはファイナンシャルプランナーに相談し、ライププランシミュレーションを出してもらうことです。

お薦めの収入保障保険

ここでぜひご紹介したいのが、「収入保障保険」です。あなた(またはご家族)が亡くなったときには、その時から保険期間が終わるまで、毎月一定の金額(毎月受け取るので「年金」と呼びます)が支払われる保険です。読んで字のごとく、亡くなった方の代わりに収入を保障するという考え方です。

総受取額(総年金額)は、毎月減っていくことになります。なぜならば、保険が必要な期間が1ヵ月ずつ減っていくからです。ですので、その分保険料をやすくおさえることができるのです。

お薦めの収入保障保険

先ほどの例で試算してみると、現在30歳の妻が65歳(夫婦が同じ年だったとして)になるまでの35年間、毎月14万円を妻が受け取れる保険の場合、加入してすぐに夫が亡くなった場合、妻は総額で14万円×12ヶ月×(65歳-30歳)年 = 5,880万円受取れます。

しかし10年後の妻が40歳の時に夫が亡くなったときには、妻は総額で14万円×12ヶ月×(65歳-40歳)年 = 4,200万円受取ることになります。

商品によっては年金を一括で受け取ることが可能ですし、収入保障保険の受取期間には最低支払保証期間(2年、5年、10年など)があり、最低保証期間に満たない場合でも、最低保証期間にわたって年金を受け取ることができます。保険料を抑えて、大きな保障を準備したいという方には、収入保障保険がお勧めです。

まとめ

過不足なく死亡保険を準備したいとお考えであれば、先にも書きましたが、ぜひファイナンシャルプランナーに相談し、ライフプランシミュレーションを作成してもらい、保険の必要保障額を確認することをお勧めいたします。生命保険を上手に活用して、安心して毎日の生活や仕事を楽しみましょう。

このコラムへのご意見やご感想、今後取り上げてほしいテーマなどがありましたら、以下のFacebookアカウント(Messenger)へメッセージをお送りください。
ライフプランシミュレーションのご依頼(オンライン可)も、お待ちしています。

FueruWHA!レポーター/プロフィール

佐々木 祥惠

佐々木 祥惠(Sasaki, Sachie)
■トータル・ライフ・コンサルタント(生命保険協会認定FP)
■ 2級ファイナンシャルプランニング技能士(AFP)
■ 1級生命保険鑑定士

ファイナンシャルプランナー(FP)になる前に、25年間にわたり通訳翻訳会社で働き、日本に住む外国人の方々と一緒に様々なプロジェクトを担当してきました。

ファイナンシャルプランナーとなりお金や保険の勉強をするにつれ、自分が学んだことを多くの人に伝えたいと思い、保険代理店に所属し保険の営業だけではなく、マネー相談やマネーセミナーなどを行っています。昔大変お世話になった日本に住む外国人の方々のお役にも立ちたいと思い、このコラムを担当させていただきました。

ご連絡は、facebookアカウント(Messenger)へメッセージをお送りください。

プロフィール: https://salesbranding.jp/person/sachie-sasaki/
ブログ: https://ameblo.jp/fp-sasakisachie
Facebook:  https://www.facebook.com/sachie.sasaki.56/

その他の佐々木祥惠による保険についてのコラムはこちら。
https://fueruwha.com/?s=%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8+%E7%A5%A5%E6%83%A0&submit=