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地震大国の日本でもマイ・ホームを買う価値はある?

あなたは賃貸派?それともマイ・ホーム派ですか?
この問題はたびたび世間で話題に上り、いつも決着がつかない難問になっています。賃貸であろうとマイ・ホームであろうとどちらも一長一短であり、一概に決められません。

私も今までずっと「賃貸派」でした。
そんな私が最近になって「家」を買いました。不思議ですね。

資産価値のない「負動産」でも家を買う理由は?

「不動産」といえば資産と思われるかもしれませんが、日本の不動産は年数によって価値が目減りしていきます。

それでも新設物件の着工件数は毎年、高い数字で推移しており、日本人の持ち家信仰を反映していますね。

やはり「マイ・ホーム」に夢を抱く日本人が少なくない表れなのかもしれません。

地震大国の日本でもマイ・ホームを買う価値はある?

日本の持ち家率は全体で60%程度

総務省がまとめたデータ(世帯類型別の住宅の状況(総務省))によると一般世帯の持ち家率は60%程度と、実はそれほど高くありません。

とはいえ、もちろん全体のデータなので世帯別に見ていった場合はその限りではありません。ちなみに単身者の持ち家率は34%に下がりますので、家族の形によって大きく異なりますね。

また、住む地域によっても異なり、特に地方都市に行けば行くほど持ち家率が高い傾向にあります。

ちなみに海外に目を向けると日本と同じように単身世帯では持ち家率が低く、家族が増えるに従い高くなっていく傾向にあります。
参照:平成12年度 第5回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果(全文)

日本の不動産は「負動産?」

不動産は「資産」と言われることが多いのですが、残念ながら日本の住宅価値は大都市の一部を除いて経過年数とともに下がっていくのが一般的であり、建物にいたっては築30年で資産価値がゼロになると言われています。

そのため、不動産は資産ではなく資産価値のない「負動産」と呼ばれることも多いのが現実です。特に新築物件の場合、不動産業者に支払う売買手数料が高く、買った瞬間に1割の価値が減ると言われています。

資産価値を保てないので、状況に合わせて家賃を抑えられる「賃貸」の方が経済的に優れていると言われる理由はここにあります。

ただ、「負動産」とは言っても最近の円安が追い風になり、5%前後の利回りを得られる不動産投資に海外投資家から注目を浴びているのも事実です。

マイ・ホームの購入を決めた理由は「家族が増えたこと」

いままで「賃貸派」を通してきた私がなぜ急にマイ・ホームの購入を決めたのか、その理由はやはり「子どもの存在」が大きかったのです。

私自身が地方在住ということもあり、東京都市部のように不動産価格に手が届かないほどではなかったことも購入を決めた大きな理由です。ただ、やはり一番の理由は「子どもに家のある思い出を残してあげたい」ことです。

地震大国の日本でもマイ・ホームを買う価値はある?

マイ・ホームを持つ理由は人それぞれでいい

日本では幸いなことに「家の所有」が人生の三大イベント(就職・結婚・出産)に与える影響はありません。家を持っていないから就職ができなかったり、結婚ができなかったりすることもありませんし、賃貸物件に住んでいるからといって、他人から虐げられることもありません。

そのため、人生の中でいつ家を買うのかも決まりがありませんし、「家を買わない」という選択肢だってあります。

正直なところ、遅かれ早かれ大きな地震が来ると言われている中、家を買う選択肢は間違いと言われるかもしれません。

ただ、自分のためではなく家族を思うことで間違いと言われる選択肢があってもいいのではないでしょうか。(とはいえ、私自身が間違いだとは思っていませんが)

あなたが家を買いたいと思う理由は何ですか?