近頃、各メディアで「ととのう」という言葉が頻繁に取り上げられています。これは日本人が大好きな「サウナ」にまつわる重要なキーワードです。
「サウナー(サウナ愛好家)」「サウナ女子」という言葉も生まれるほど、老若男女問わず大ブームを巻き起こしているサウナ。今回は「ととのう」の意味と注意点、おすすめの手順について取り上げます。
サウナブーム到来!
ほんの少し前までは、サウナといえば「おじさんが入るもの」といったネガティブなイメージがありました。
「おじさんが蒸し暑い個室でだらだら汗を流して辛さに耐えながら、なぜか自分の限界に挑戦している」。若者たちはサウナを好むおじさんを、このように不思議な目で見ていたのです。
サウナが若い者にも注目を浴びたきっかけとしては所説ありますが、最も有力な説はドラマ説です。
2019年のドラマ『サ道』では、サウナ用語「ととのう」が頻繁に登場しました。この気になるワード「ととのう」が、現在のサウナブームを作ったといっても過言ではないかもしれません。
じゃあ「ととのう」って一体なに?
それでは今回の話の核となる「ととのう」についてご説明します。
「ととのう」とは、「サウナから出て水風呂に浸かり、外気浴をすることで得られる“極上の瞬間”」のことです。
しかし「ととのう」はこんなに単純ではありません。この快楽を得るためには、決まった手順を踏む必要があるのです。
テレビやネットでもたくさん取り上げられていますが、今回は私のおすすめの方法をご紹介します。
これだけは気を付けよう!
まずは「ととのう」までの注意点から。
①水分補給をしっかり!
サウナではかなり汗をかくので脱水症状になりやすくなります。「ととのう」前に倒れてしまっては元も子もありません。
②空腹時、満腹時、飲酒後はNG!
サウナのみならず、お風呂に入る前は厳禁な行為です。
③サウナに入る前に髪と身体を洗っておく!
清潔な状態にしてからサウナに入りましょう。サウナ前に入浴しておくと毛穴が開き、サウナのデトックス効果がアップします。
④絶対に無理はしない
「フラフラするけど我慢」はナンセンス!体調が悪いと思ったらいさぎよく諦める勇気も必要です。
みんなでレッツ「ととのう」!
それではいよいよ「ととのう」までの手順をご紹介します。
まずはサウナに5分~8分。サウナには12分計があるので時間の計測は容易です。
備え付けのテレビを見ているうちにあっという間に5分がすぎます。
シャワーで汗を流したら水風呂へ。30秒から1分ほど浸かります。「冷たい!」と思うのは最初だけ。入ってしまえば不思議と温かく感じます。
最後に外気浴。外に出て椅子などに座り5~10分ほど休憩します。
これを1サイクルとして3回繰り返すと、3回目の外気浴の際に得も言われぬ「恍惚感」に襲われます。この、ある種のトランス状態こそが「ととのう」の正体なのです。
今回は私のおすすめの「ととのう」までの手順をご紹介しました。個人差もあるので、ぜひあなただけの「ととのう」を見つけてみてくださいね!
FueruWHA!プロフィール
minto
秋田県出身、兵庫県在住のWEBライター。
主人の転勤に伴って、上海・蘇州に計4年間暮らした経験があります。
ウイグル料理が大好き!トルファンで食べた羊肉串が忘れられません。
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