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2023.03.27
海外とどう違う?日本の小中学校の学校制度と、知っておくと役だつポイントを解説!
学校教育は国によって違います。
日本の学校教育制度について詳しく知っておくと、お子さんが学校生活を送るうえでよりよいサポートができるでしょう。
今回は、日本で保育園から大学まですべてを経験した筆者が(普通ですが)、外国の方にもわかりやすいように日本の小学校・中学校の学校制度について解説します。
日本の学校制度はどんなもの?
日本の学校制度は6.3.3.4年制となっていて、お隣の中国や韓国と同じです。
小学校・中学校は義務教育で、授業料と教科書は無料になります。
中国や韓国は2学期制ですが、日本は3学期制です。
1学年は4月にスタートして3月に終わります。
小学校・中学校の学校制度がそれぞれどうなっているかさらに解説します。
日本の小学校はどうなっている?
小学校は住んでいる場所によって入学する学校が決まります。
飛び級や落第はありません。
一年生から国語・算数・理科・社会などを学びます。
授業は普通15:00ごろ終了です。
日本の小学校は、一人の担任の先生がほとんどすべての教科を教えます。
小学校3年生から英語の授業、5、6年生からプログラミングの授業が始まります。
体育には水泳があることも日本の小学校の特徴でしょう。
日本では小学校に給食があります。
食堂に行って食べるのではなく、教室でみんな同じメニューの給食を食べます。
給食費は有料で、月に大体5000円ほどです。
知っておくと役立つポイント
学校にはPTA(Parent Teacher Association)という組織があります。
保護者と教師が協力して活動する教育組織で、登下校の安全指導や学校行事のいろんなお世話をします。
日本では、PTAは生活への負担が大きいので、なるべく役員になりたくないという人が多いです。
PTAにかかわるときは、そういう日本人の感じ方を知っておくと付き合いやすくなるかもしれませんね。
日本の中学校はどうなっている?
公立中学校に入学するための受験はありません。
住んでいる地域によって学校が決まるのも小学校と同じです。
中学からは科目ごとに担当の先生が変わります。
小学校では毎月簡単なテストがクラス単位でおこなわれますが、中学では決まった時期に「中間テスト」・「期末テスト」と呼ばれる学年共通のテストがあります。
中学にも多くの学校で給食がありますが、地域によってはないところもあるようです。
知っておくと役立つポイント
中学校では「部活動(ぶかつどう)」と呼ばれる課外活動が学校により運営されています。
どんな部活に入るかは自由に選べますが、ほとんどの学校で何かの部活に参加することが期待されます。
県大会・全国大会があり、部活動の運営に力を入れている学校も多いです。
ここまでで日本の小学校・中学校の学校制度について解説してきました。
皆さんの国と違う、驚くような部分もあったかもしれません。
お子さんが日本の学校で楽しく成長していくために、日本の学校の仕組みをしっかり押さえて、適切なサポートをしてあげてください。
FueruWHA!プロフィール
Bocca(ボッカ)(@WrtBocca)
大分県在住WEBライター
3年ほど中国に住んでいた経験を活かして中国語・中国文化についての記事を執筆。
ガーデニング・外構工事関連のライターとしても活動中。
趣味はサッカーと読書
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