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2021.04.07
「SUUMO住みたい街ランキング2021 関東版」発表!コロナ禍で「移住・二拠点居住」も関心高まる
SUUMO住みたい街(駅)ランキング2021 関東版が発表!
株式会社リクルート住まいカンパニーより、「SUUMO住みたい街ランキング2021 関東版」が発表されました!このランキングは、関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している人を対象に実施したWEBアンケート形式によって集計されています。
総合1位は「横浜」で、2018年以降4年連続トップとなりました!1位から7位までの、恵比寿、吉祥寺、大宮、目黒、品川、新宿は変わらず人気を維持し、昨年から順位の変動はありませんでした。
住みたい街(駅)ランキング 関東版<夫婦>
夫婦のみ世帯では2位「浦和」3位「大宮」と、TOP3のうち2つがさいたま市。
住みたい街(駅)ランキング 関東版<夫婦+子ども>
夫婦+子ども世帯では上位10駅のうち3駅がさいたま市。また「さいたま新都心」が14位から7位に順位を上げました。また、「武蔵小杉」「柏」「舞浜」「みなとみらい」も順位を大きく上げました。
住みたい街(駅)ランキングの最注目ポイントは埼玉県の躍進!
今回の住みたい街(駅)総合ランキングでは「さいたま新都心」「川口」「所沢」などが過去最高位を獲得。また、ライフステージ別ランキングのファミリー世帯でも「大宮」「浦和」「さいたま新都心」が得点を伸ばしベスト10にランクインしてします。
さらに、「順位が上昇した街ベスト10」でも「所沢」「川口」「和光市」がランクインするなど埼玉県の躍進を感じられる結果となりました。
埼玉県の中でも特に「所沢」は現在再開発が行われ、今後さらなる躍進が期待されます。所沢では、商業施設やマンション開発が相次ぎ、大規模医療施設、豊かな自然や公園が多いので、このような背景がランキング躍進に影響していそうです。
また、「所沢」は西武池袋線と西武新宿線が交わるターミナル駅で交通利便性も高い街です。「池袋」まで急行で27分で行けるほか、相互乗り入れによって「飯田橋」や「有楽町」、「渋谷」や「横浜」まで1本でアクセスすることができます。
コロナ禍を受けて「理想的な街」に求めることの意識変化
コロナ禍を受けての「理想的な街」に求めることの意識変化の1位は、「医療施設が充実している(病院や診療所など)」でした。
「一回の外出で複数の用事を済ませられる」「歩ける範囲で日常のものはひととおり揃う」といった、地域での暮らし利便性の充実度が重視されている。また「物価が安い(5位)」「住居費が安い(7位)」も上位にランクインし、生活費の安さへの意識も高まっているようです。
他方、従来は街選びの意識で高かった「個性的な店がある」「人からうらやましがられそう」「有名」といった羨望系の項目は最下位に位置しています。
住みたい理由別 街ランキング[コロナ禍で意識された項目上位10項目]
こちらではコロナ禍を経た街の求める条件の意識変化の上位10項目をピックアップ。住みたい街(駅)を選んだ際に、その項目をこの街の魅力と回答した比率の高い5駅を並べてあります。
「聖蹟桜ヶ丘」 「川口」 「元住吉」 「石神井公園」は3項目でTOP5にランクイン。
「医療施設が充実していると思われている街」では、大学病院や大病院が立地する街が上位。
「歩ける範囲で日常のものはひととおり揃うと思われている街」の1位は大型商業施設や運動施設が駅近くに集積する「錦糸町」。「錦糸町」は「一回の外出で複数の用事が済ませられると思われている」の項目でも3位にランクインしています。
「散歩・ジョギングがしやすいと思われている街」の1位は「逗子・葉山」3駅が湘南エリア。「住居費が安いと思われている街」の1位は「川口」でした。
「利用しやすい商店街があると思われている街」の1位は、有名な商店街がある「元住吉」がランクインしています。
「二拠点居住」都民の36%が関心あり!コロナ禍で関心が高まった人は52%
このコロナ禍で新たに関心が高まっているのが二拠点居住。
テレワークが増加したことにより都会を離れての生活が可能になって来ています。
同じくリクルート住まいカンパニーで、「東京都民が移住・二拠点居住したいエリアランキング」も発表されました。
東京都民の中で移住をすることに関心のある人が居住したいエリアの1位に選ばれたのは「【東京都】八王子・奥多摩エリア」 、2位は「【神奈川県】鎌倉・三浦エリア」 と首都圏が1位・2位を占めました。
3位は「【北海道】石狩エリア」、4位は「【沖縄県】離島・諸島エリア」 、5位「【福岡県】福岡エリア」と北海道と九州地方が続いています。
東京都民でニ拠点居住をすることに関心のある人が居住したいエリアの1位は「【神奈川県】鎌倉・三浦エリア」、2位は「【東京都】八王子・奥多摩エリア」、3位は「【神奈川県】湘南エリア」と、こちらも首都圏が3位までを占めています。4位は「【静岡県】伊豆エリア」で 、5位「【沖縄県】那覇エリア」、6位「【沖縄県】離島・諸島エリア」と静岡県・沖縄県が続いています。
【移住・二拠点居住の関心度】
●地方移住・二拠点居住の関心についてアンケートで尋ねたところ、全体では「実施が決まっている」「実施を検討しており、問い合わせや現地見学などの行動を行っている」がそれぞれ1%、「実施を検討しており、情報収集をしている」が2%、「具体的な検討はしていないが、強い関心がある」が7%、「具体的な検討はしていないが、関心がある」が25%と、合わせて36%が関心を持っていることがわかりました。
●性・年代別にみると、男性20代・30代の関心が高く、女性50代・60代の関心が低いようです。
●同居家族別にみると、子供(幼児~幼稚園・保育園)のいる世帯と1人暮らし世帯の関心が高いです。
【新型コロナウイルスの感染拡大による関心の変化】
●新型コロナウイルスの感染拡大によって、地方移住・二拠点居住の関心が高まったかどうかを尋ねたところ、「感染拡大以前は関心がなかったが、感染拡大で関心が生まれた」が16%、「感染拡大以前から関心があったが、感染拡大でとても関心が高まった」が12%、「感染拡大以前から関心があったが、感染拡大でやや関心が高まった」が24%と合わせて52%が関心が生まれた・高まったと回答しています。
●年代別にみると20代、ライフステージ別にみると末子が小学生未満のファミリー世帯で関心が生まれた・高まったとする人が相対的に多いようです。
【移住・二拠点居住したい理由】
●地方移住または二拠点居住を希望する理由を尋ねたところ、「自然が豊かな環境で生活したい」が56%で最も多く、「リラックス・リフレッシュできる時間・空間がほしいから」(41%)、「住居費を下げたい」(31%)、「広い家に住みたい」(30%)、「生活費を下げたい」(27%)が続いています。
●年代別にみると、20代・30代では「住居費を下げたい」「満員電車での通勤をやめたい」が相対的に多かった。20代では「生活費を下げたい」、30代では「よりよい子育て環境をもとめて」「広い家に住みたい」も多いことがわかりました。
●ライフステージ別にみると、「自然が豊かな環境で暮らしたい」は子育て卒業シニアカップル(60歳以上)世帯とファミリー世帯の回答が多かった。また、シングル世帯女性では「東京での生活・仕事に疲れたから」が多いようです。
その他コロナ禍での住みたい街の変化なども調査しておりますので、詳細は下記PDFをご覧ください。
「SUUMO住みたい街ランキング2021 関東版」調査資料
その他、移住・二拠点に関する調査結果の詳細は下記PDF資料をご覧ください。
「東京都民が移住・二拠点居住したいエリアランキング調査」調査資料
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